社内教育訓練2

2011年3月7日(月)
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社内教育訓練1のつづきから

次に「ねじの種類と締め方」について学びました。こちらも基本作業として大切なことです。特に固く締めたねじを外すときは スカをくう ことがあります。勢いよく外し、回りすぎたり工具がねじ穴から抜けて、手を近くの物にぶつけることです。これまでささいな事故ばかりですが、大変危険です。

ねじの歴史から製造方法、どんなねじは交換の対象となるのか等を学びましたが、講義中に2つの疑問が生じました。

1つ目はねじを締める順序です。
細長い物を締めつけるときはどんな順序で締めていけば一番効果的なのでしょうか?3名が現在行っている作業の順序をボードに書いてくれました。
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この形状は弊社に9台あるプレスブレーキの金型取付時に多く見られます。      ねじの締め付け順序について多くの記述を発見しましたが、下記のことが基本のようでした。
・真ん中から外側へ締める。
・左右対称に締めていく。
このことを考慮すると、一番上の写真では赤い文字で数字を書いた人が正解のようですね。
(①~⑧の数字は講師:社長の文字)
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2つ目の疑問は「なぜねじは右に回すと締まるのが基本なのか」です。
とても当たり前に使っていため全く気にしていませんでしたが、質問されると気になります。結果は下記の通りです。
川口のカイロプラティック 骨格屋 さんから引用

まずは基礎的な用語の確認から
みなさん、親指を上にして右腕を前に突き出してみましょう。
そこから手の平を下に向けるように腕を回してください。
親指が左回りに90度移動しましたか?
この左回りの動きを「回内」と言います。

それでは、また親指が上になる位置に戻して、今度は手の平を上に向けるように回してみましょう。
親指が右回りに90度移動しましたか?
この右回りの動きを「回外」と言います。

ねじを回すという作業には、この2つの運動が関わっています。
この「回内」「回外」運動を行うためには、それぞれ2つの筋肉が使われます。

「回内」運動は方形回内筋円回内筋で行われ、「回外」運動は回外筋上腕二頭筋で行われます。
方形回内筋、円回内筋、回外筋は、肘から手首の間にある小さい筋肉で、あまり力はありません
「回外」では、力が強い上腕二頭筋を使うので、「回内」よりも強い力が発揮できます

では、ねじを締めるのと緩めるのでは、どちらが力を必要とするでしょうか?
当然、締める方ですね
ということは・・・

ねじを締める⇒力が必要⇒力は「回外」の方が強い⇒右回し

なので、「ねじを締める=右回し」となります

「・・・ちょっと待って。左利きだと回外は左回しになるんじゃないの」
こう考えた方は鋭いです
確かに左手で回そうとすると逆になります

日本人には右利きが多く、西洋人には左利きが多いと思っている方が多いと思いますが、

実は世界人口の約90%が右利きなんです。

なので、右利き優位に物が開発される傾向があります。
ペットボトルやビンの蓋も右回しで締まります。
ドアノブも無意識で右回しに開けることが多いのではないでしょうか。

これは右回しの習慣が無意識についてしまったからかもしれません。
左利きには厳しい世の中です。
ねじを締める時に、筋力の弱い左手の「回内」で締めるか、慣れない右手の「回外」で締めるしかないんですから・・・

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右回しに使う筋肉の方が大きいことと、右利きの人が多いことが大きな原因のようですね。

教育訓練では質問が多く出てきます。
内容は様々ですが「雇用調整助成金」が大いに役立っていると思います。
あとは学んだことの成果がでれば。。。

3月12日、17日にも外来の先生にお越し頂いたりして、教育訓練を行う予定です。
営業日数が減り、お急ぎのお客様には御迷惑お掛けいたしますが、何卒よろしくお願い致します。